家庭医療の現場

「幼児でもちゃんと理解できるんだよ」という主治医のアドバイスも受け、うそはつかずすべてを打ち明けることにした。

あるとき「お母さん、もうすぐ髪の毛がなくなっちゃうけど心配しなくてもいいんだよ」と子供にいった。

すると2歳の三男がどこから持ってきたのか薬を差し出した。

「おかあさん、お坊さんになるといけないから、これ飲みなさい」、子供たちが私を思いやってくれるのを感じずにはいられなかった。

闘病生活は誰でも経験したくはない。

でも、家族ではなく自分自身の病気だったこと、患者さんの視点をすこしはもつことができたこと、家族や夫婦の絆を感じたこと、医師としての自分を見つめ直せたこと、など幸運を感じることも少なくなかった。

もうすぐ私はその経験を背中にしょって、家庭医療の現場に復帰する。

保険外交員・長谷川桜子

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このページは、-が2015年12月14日 15:04に書いたブログ記事です。

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