世界母親大会(長谷川桜子)

「子ども」をもつ「母親」であるかどうかにとどまらず、「母性」を女性一般の本質的な属性として読み込み示唆することにより、世論の幅広い支持と「母親」としての女性のことばの正統性を獲得してきた運動のあり方でもある。

母親運動が「母性」を重視してきたことは、その大会宣言文に明確に示されている。

第1回大会宣言文には「戦争のために母である喜びと誇りはうちくだかれ、戦争はいやだという、このあたりまえな母の心を口に出すのでさえ、禁じられてきました/私たちは、子どもたちを戦いに送り出すのに、別れの涙を流すことさえ許されず、歯を食いしばっているだけでした」との文がある。

さらに、第2回大会宣言文からは、今日も掲げられる母親運動の象徴となる有名なことばが記されている。

「生命を生み出す母親は、生命を育て、生命を守る権利があります(ことをのぞみます)」。

1955年7月、スイスのローザンヌで開催された「世界母親大会」には、戦前からの代表的な母性保護論者である平塚らいてうが積極的にかかわった。

保険外交員・長谷川桜子

このブログ記事について

このページは、-が2015年5月 7日 15:38に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「母親運動について」です。

次のブログ記事は「「子ども」あっての「母親」」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。